テニスはボールをラケットで打ち返す一見単純なスポーツに見えますが、様々な方向に回転を掛けたりして軌道を変化させたりしています。そのためただ単に打ち返しているわけではなく、相手に打ち返されないよう工夫しています。その中でも注意して観戦したいポイントの一つが、コートの種類です。コートは大きく分けると3つの種類に分けることができ、それが芝と赤土そしてハードコートです。これらはそれぞれで直腸が異なるので、それを把握することが観戦する上で、テニスの上達法の一つといえます。

芝タイプは高級感があり、手入れが大変なものでもあります。しかしそれでもしっかりとした特徴があるので、知っておくことが大切です。芝では球速が速くなりバウンドした後は滑るように跳ねるので、早い展開で勝負する選手に向いています。またうちの場合には球速は遅くなりますが、高くバウンドします。そして足を滑らせながら返球するなど、独特のフットワークを使っている点も見どころの一つです。ハードコートはセメントやアスファルトの上に、合成樹脂などがコーティングされています。そのため使われている素材によってボールの動きが違うので、その部分もしっかりと把握しておきましょう。

テニスを観戦をしながらルールを理解

テニスを知らないというような人であれば、まずはとにかくテニス観戦をするといいでしょう。テニスを観戦をしながらルールを理解するのが最も早い上達法です。テニスはとてもわかりやすいルールですから、見ていればまずわかるでしょう。不思議に思うのはなぜ点の入り方が15、30、40となるのかぐらいでしょう。これが一点、二点では駄目なのかと思ったりするかもしれませんが、これがテニスの面白いところでもあります。

貴族のスポーツともいわれるだけあってこの競技は歴史や格好などにもこだわるのです。これは観客にも及びます。試合中には静粛にしていることが求められていて、席を立って移動することすらプレー中では制限されるのです。スポーツは星の数ほどあるのですが、見ている観客の自由を縛るものはそうはありません。ゴルフなどが観客に対して静かにということを求めることがありますが、あれはプレイヤーの集中力が極めて大切なものとなるからです。

こうしたことを考えると、このスポーツは精神面も重要視しているということがわかるでしょう。実際にただ運動が出来るというだけでは尊重されないのがこのスポーツで文字通りスポーツマンシップが問われる競技となっています。

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